2016年12月23日金曜日

紙用マッキー 裏うつりしないのです

早いもので、もう年末ですね。

皆さんは、来年の手帳の準備をしたり、来年のカレンダーに掛け替えたりしているでしょうか。
この作業は、来年への期待を込めながら、楽しいものですね。

カレンダーは予定を書き込めるタイプが、相変わらず人気ですね。
皆さんもカレンダーに予定等を書き込むタイプなら、ペンは何を使っていますか?

離れて見るカレンダーに、細いボールペンなどで書いた文字は見えにくいので、少し太めのペンが欲しくなりますね。
定番のマッキー等を使う人もいるでしょう。



マッキーは文字の発色が鮮やかで、太めの文字ですから、視認性はとても良いです。
でも最大の欠点は裏うつりすることです。
油性インクが紙の裏側まで染みて裏側に出てしまうのです。

裏側から読むことがないカレンダー自体は問題はありませんが、書き込むときに下の机やテーブルに裏うつりすることがあります。

この発色ならノートでも使いたいことがあるのですが、ノートでは完全に裏に抜けます。

そんな方々にお勧めの新製品が「紙用マッキー」です。



ちょっと書いてみましょう。


一般的なコピー用紙に書いてみました。
正面から見ると、従来のマッキー(油性)の方が若干濃い色ですが、紙用マッキーも遜色はありません。


コピー用紙を裏返してみました。
従来のマッキー(油性)は紙の裏までインクが抜けていますが、紙用マッキーのインクは抜けていません。


 定番のノートであるキャンパスノート(コクヨ)にも書いてみました。


上からマッキー、紙用マッキー、万年筆、エナージェル(ぺんてるのゲルインク)



正面からの発色は、皆鮮やかです。
これらのペンは鮮やかな筆跡が好きで使っているものです。

ちなみにマッキーの極細は結構細いです。



裏返してみました。
どうですか。従来の油性インクのマッキーは裏うつりしていますが、紙用マッキーや万年筆は裏うつりしていません。
エナージェルが少し裏うつりしています。

紙を替えてみましょう。


法務局で使っている用紙です。表面にコーティングされていないので、裏に染みそうです。


裏返してみました。
さすがに、コピー用紙やキャンパスノートよりも、インクが抜けて裏うつりしていますが、紙用マッキーは裏うつりしていません。

これなら今までマッキーが使われていなかった場面にも使えそうです。
極細の紙用マッキーならノートに使うことができるでしょう。


カタログによると、太書き(5.6mm)細(1.4mm~1.7mm)極細の細(0.7mm~1.2mm)極細の極細(0.5mm)の4種類のバリエーションがあります。


実際に書いて、太さを比べてみました。
マッキー細書きは確かにエナージェルの1.0mm程度でした。
マッキー極細は0.5mmとのことですが、エナージェル0.5mmより少し太い気がします。
エナージェルの0.7mm程度でしょうか。
なお、紙用マッキーは極細を除いてインクがカートリッジ式だから安価に交換ができます。

色は、鮮やかな色で全15色あります。
紙の裏に抜けないので、ノートで鮮やかな色彩の表現が可能になります。

私?
女子中学生じゃないし、そこまでの鮮やかな色彩でノートは書いていないけどね。


ちなみに、私カレンダーに予定は書きません。
壁に貼って他人にも見られる可能性のあるカレンダーに、世界征服計画を書くわけにはいきませんから。