2016年6月30日木曜日

ダメです!

新人は、開業してすぐには仕事がありません。
会社を辞めて、貯金が目減りしていくような状況も当然あります。
だから、焦ります。

でも、仕方ありません。
そういうものです。
どの資格でも同じです。

そこを「そういうものだ」と我慢して、仕事の無いことを「人生でこれだけ時間が有るのは今だけだ」と考えて、実力を付けることに専念すべきです。
生活は当面アルバイトでも何でもして、焦らなければ生きていくことはできます。

大丈夫です。中途半端なコネなんか無くても、本当の実力が付けば仕事は来ます。
せっかく取得した資格を汚してはいけません。

このような相談が来ました。

「・・・について法律的にはアウトだとは分かるけれど、何か受ける道はないか」

この問題の詳細を聞いていませんので、私はこの問題が本当に法律的にアウトかどうか判断できません。
しかし、本人がアウトと言うのだから、きっとアウトなのでしょう。
その上で、あえて何か抜け道や裏技のようなものを捜すことまでしても、受託したいのでしょう。

ダメです!

法律的にアウトと思っているなら、やめましょう。
法務省からいただいた資格で、法律をすり抜ける手口を捜してどうするのですか。
堂々と王道を行く勉強をしてください。

本当の総合力を付ければ、そんな抜け道を捜す前にできることがあるはずです。
力の無い人が苦し紛れに始めるのが、抜け道や裏技と思ってください。
その場は凌ぐことができても、後日発覚したときに皆で困ることになるかも知れません。

お客様のために、そして社会のために、私達専門家が存在します。
私達の業務は、まさに「三方良し」のはずです。
自分の収入のことだけを考えているなら、資格者としてそれこそアウトです。


迷ったら正論です。













2016年6月28日火曜日

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」終了

熊本支援の帰りの6月26日に「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」を開催させていただきました。
私のブログで周知期間半月程度だったので、あまり集まらないだろうと思っていましたが、23人に参加いただき、その他にも激励に立ち寄っていただいた方もいて、主催者としてはとても嬉しい集まりでした。

今回のガイダンスの参加者の質問についても、すべての疑問に答えたつもりです。
土地家屋調査士受験勉強に関すること、合格者の開業に関すること、現役の土地家屋調査士の事務所経営、運営に関することなどを説明いたしました。

全体で3時間半でしたから、詳細まではお話しできませんが、それぞれの立場の方々にしっかりと考え方と、明日からの動き方をお伝えしたつもりです。

さて、今回の参加者に特に感じたことですが、新人土地家屋調査士から事前メールも含めて具体的実務の質問が結構有ったことです。
「すべての質問に答える」と言っておりますから、当然質問されれば具体的実務の質問にも答えましたが、「本来このような実務の質問は地元で解決しているだろうな」と思っておりました。

ご自分の基本的勉強も不足しているようですが、根本的な問題として地元に質問する先輩がいないのでしょう。正確な表現をすると、地元の頼りになる先輩や仲間と質問できるような関係を作っていないのでしょう。

土地家屋調査士業界は結構面倒見の良い業界だと思っています。
個人業だからこそ、先輩や後輩や仲間との繋がりが大切なのです。


週が明けて、何通か礼状も届いています。

「昨日はガイダンスを開催していただきありがとうございました。
自分で考えることの大切さ、その意識の持ち方を教えていただきました。
正直、ガイダンスに参加すれば先生が1から10まで教えてくれるという気持ちでした。
その自分の甘い考えに気付かされたことが収穫だと感じます。
また、せっかく同じ会の仲間も参加していたので、先生の話にもあった「月に一度の経験発表会」を計画し、実行します。
そして謙虚に勉強を続けていきます。」

嬉しい前向きな礼状でした。

「月に一度の経験発表会」とは「経験は自分で作る」との考え方から、仲間を集めて「今月何が有ったのか」「今月何をしたのか」「今月何に困ったのか」を発表し合う会です。
土地家屋調査士業務に関する活動がまったく無ければ、今月読んだ本の話でも良いから、全員必ず何か発表する会です。
この「誰でも必ず発信すること」が重要です。
これは「自分で考えて自分で行動する」訓練でもあります。
くだらない謙虚さは逃げにしかなりません。


誰かに100%指示を受けたいのなら、個人業には向きません。勤め人の方が良いです。
私達は、自分で考えて、自分で責任を持って動いて、他人の役に立つから、やりがいがあるのです。


*ガイダンスのフォローとして過去の記事のリンクを貼っておきます。頑張ってください。

補助者から独立開業する不安

試験合格後土地家屋調査士事務所で修行すること

事前にシミュレーションすること


☆経験は作るものです。

再度、経験は作るものです。

「調査士一本でやるのは難しい感じがするんですが?」に答える




2016年6月23日木曜日

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」の事前質問について(その3)

土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡について、様々なご質問をいただいています。
参加者には当日しっかり説明しますが、参加したいけれど、その日は予定が入っていて参加できないという声も聞こえてきます。
そのような方にも少しでも私の考え方をお伝えしたいと思い、このブログでも少し書いています。

さて、このガイダンス参加される方は、土地家屋調査士の方、これから土地家屋調査士を目指す方、様々な立場の方がいらっしゃいます。

やはり多くの方は、この業界の将来性はどうか、それに自分が適応できるのか、そもそも開業資金も実力もないのに開業できるのか・・・等々の疑問や不安があるのでしょう。

全部解決しましょう。
しかし、専門家としての生き方をお伝えするのですから、当然に厳しいことも言います。
たとえ合格率8%であっても、たった一度の合格程度では、専門家として何の役にも立ちません。
むしろ、そのたった一度の成功体験を引き摺って、謙虚に勉強を続けることができないのなら、やはり開業しない方が良いでしょう。
開業はできたとしても、業務としては続かないからです。

さて、今回のガイダンスで以下のような質問が有りました。

「業務報酬額がわからない」という質問です。
「良い本あるんだけどなぁ」とは言わずに(笑)、少しだけお答えしました。

「たとえば今までどうしてたの?
建物表題登記は?土地測量調査・分筆登記は?」

返ってきたお答えは、私が今まで聞いたことのない安い報酬でした。
「何故この金額でできるのだろうか?完全なコスト割れでちゃんとした調査測量ができているのだろうか?」

実際にお聞きしました。
「この報酬額は、何を根拠に積算したの?」

答えとして、単に「新人で業務に自信が無いので安くした」とのことでした。

あらゆるモノの値段には、適正な価格があります。
最低限の安全性を確保するためのコストがあります。
それを企業努力の中で下げる必要は有りますが、必須の調査まで省いたら、結局お客様の為になりません。これは、食品偽装などを考えても明確なことです。

報酬額が分からないということは、実は業務が分からないということです。
自信が無いのなら調査のどの部分にコストをかけるべきかも分かっていないでしょう。
コストがかかってもここを調べておかないと将来のトラブルになるなど、そこを自分が分からないから、世間にも説明できないのでしょう。

本当に自信が無いなら、安くするのではなく、そもそも受託しちゃダメでしょう。
根本的に間違っていますね。
それではお客様の為のように見えて、結局自分の売り上げのことだけを考えています。
専門家としての私達は、安かろう悪かろうの仕事ではありません。
絶対に、悪かろうが有ってはいけない仕事です。

医者が自信が無いから、他の病院の半額でやりますって言いますか?
それがお客様の為ですか?

でも、大丈夫ですよ。
ガイダンスに参加されるのだから、報酬も教えますが、仕事そのものをお教えしましょう。
今後の実力の付け方も教えます。



















2016年6月21日火曜日

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」の事前質問について(その2)

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」について、このブログに書いたのが12日前です。
誰が見ているのか分からないままに募集してみましたところ、本日現在で22名の参加者がいらっしゃいます。その他に保留中が数人いらっしゃいますので、丁度良いくらいの人数になってきました。

今日の段階で確定している人数内訳は以下のとおりです。

土地家屋調査士 現役 15名
合格者 開業準備    4名
受験者         3名

確かに開業している方でも、不安もあるでしょうし、仕事で悩んでいることも多いでしょう。
遠慮せずに質問してくださったらすべてに答えます。

開業についても、イニシャルコスト(結局固定費になる)をなるべく押さえる方法を教えましょう。

受験者には、この資格の将来性と合格の秘訣をお伝えしましょう。
大丈夫です。
私、大学受験1回失敗していますが、それ以外の人生で試験に落ちたことありませんから。


さて、地域別の内訳は以下のとおりです。

福岡 12名
大分  6名
長崎  1名
熊本  1名
岡山  1名
大阪  1名

多くの交通費や宿泊費をかけてくる人もいるでしょう。
無駄にならないように、お役に立ちたいと思います。

今、皆さんの質問を整理しています。
漠然とした不安や、切実な問題などを少しでも解決したいと思っています。


その中に、こんな質問がありました。

「鈴木先生の Evernote の活用法を具体的にお聞きしたいです♪」

来ましたねぇ(笑)
「♪」付きですから

すべての質問に答えると言いましたし、確かに私の Evernote の活用は事務所コストに直結していますし、私自身この研修はやりたいです。
でも、今回はまったく別研修になるから、このテーマは時間の関係で難しいでしょうね。
時間がない場合は、質問者に個人的にヒントを渡します。

まあ、とにかくこんな感じで何でも聞いてくださって構いません。

















2016年6月20日月曜日

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」の事前質問について

熊本支援の帰り道に少し空き時間があるので、
土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」を企画しました。

このガイダンスですが、今回は告知時間が短いので参加者が少ないのかと思っていましたが、ブログ発表後10日間で思ったよりも参加希望者が集まってきました。

その中には、現役の土地家屋調査士さんが、自分の事務所の将来と経営を見直したいという目的で参加されるケースも多いようです。
タイトルは「土地家屋調査士事務所開業ガイダンス」ですが、もちろん既に開業なさった現役土地家屋調査士の皆さんも大歓迎です。
ただし、参加希望する場合は、私と面識があるにしても事前メールはくださいね。

さて、そのメールの中に、何を聞きたいのか、どんなことを説明すれば嬉しいのか、何をテーマに参加するのかなどを書いてもらっています。
当日に、限られた時間内で、できるだけお役に立ちたいので、事前に整理しておきたいからです。


今回いただいた参加希望のメールの中に、以下の様なご連絡がありました。

すいません、まだ質問するほど右も左も分かってません。

それに対して返信したのが以下のメールです。
私は、こんなふうに考えています。

-----------------------------------

はじめまして。
ガイダンス参加のご連絡ありがとうございます。
ご参加大歓迎です。
当日お待ちしています。

「質問するほど右も左も分かってません」

この言葉は、Aさんの謙虚さから来る言葉だと思います。
この謙虚な言葉は、サラリーマンの頃は美徳とされた言葉かも知れません。(そんな会社ばかりではないと思いますが)

でも、私達独立した個人事務所の世界は、すべてを自分でつかまなければならない世界です。これはたとえ二代目であっても同じことです。

謙虚さだけでは、手にすることができないものもあります。

お休みの中、わざわざ今回のガイダンスに参加されようとしている限り、何らかの疑問があるでしょう。疑問としての明確な形になっていなくても、モヤモヤとした不安でもあるはずです。

来週お目にかかれる日まで、もう一度考えてきてください。

Aさんが何故このガイダンスに参加するのか。
何を得たいのか。
鈴木が何を答えたら、参加したことに満足するのか。

皆さんの為になろうと思ってガイダンスを企画した私でも、具体的に要求されなければ何もお渡しする事もできないのです。
まして、土地家屋調査士として業務を始めたら、誰もAさんのために「何をしたら喜んでくれるだろう」となんて考えてくれません。

実は、ここが土地家屋調査士として成功するかどうかの分かれ目でもあります。

お目にかかれることを楽しみにしております。








2016年6月18日土曜日

★私の本のよみ方(その8) ふせんノート術

私は、昔から文具にこだわってきたけれど、あの頃「文具」は趣味の分類に入れてもらえませんでした。
最近では、テレビ番組の中でも文具を紹介する特集があったりして、やっと文具を趣味と言える時代になりました。

出版物の中でも、近年は文具を扱った書籍も増えています。
その大半はカタログ的な書籍です。
カタログはカタログで確かに楽しいのですが、やはり文具は何かの目的のために使いこなして初めて文具です。
その使いこなしについての書籍も出ています。

5月25日に出版された本が「ふせんノート術」(晋遊舎)です。


その中に「先輩が教えるふせんノート活用術」というコラムがあり、そこで「先輩」として取材を受けました。

その中で、私は、2010年にこのブログで書いた「★私の本の読み方(その4) スライドメモ編」の応用ですが、コンピュータを開くことができない際に「ふせん」を代わりに使う勉強法を説明しました。

ちなみに「私の本の読み方」は、その1〜その7を新人の皆さんのために書きました。
また、よろしければ「土地家屋調査士試験合格者が読むべき書籍について」もご覧ください。


さて、その取材に以下の様に答えました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

最初に私の読書法(勉強法)を説明します。

勉強のために本を読むときは、漫然と読みません。
どう考えれば良いかというと、「この本の内容を来月研修会で講師をする」というつもりで読むのです。
そうなれば、その本の全体構成を把握して、自分なりの論点を整理しなければなりません。また、その本の内容を理解するために、補助的な別の本や資料を調べる気になります。

私が新しい書籍で勉強する際には、環境が許す限り、コンピュータでパワーポイント等のプレゼンアプリを開き、そのスライドに直接要点をメモしていきます。
この方法は、2010年に以下のブログで書きました。

土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ

★ 私の本の読み方(その4) スライドメモ編

なんらかの分野を体系的に把握したいとき、その分野の書籍を確認しますね。
読んだ内容を、何にどうメモしますか?

私は、パワーポイント等のプレゼンアプリを立ち上げて、メモを直接スライドに書き込んでいく場合があります。(ちなみに私はMacのKeynoteを使っています。)
昔流行った京大式情報カードに書き込んでいく要領です。

具体的には、私は、本のキーワードを箇条書きに打ち込んで、話題が変わる度にスライドを変えていきます。パワーポイント等にメモして、不足の部分を読書後に埋めます。
また、パワーポイント等にメモすると、後で紙の情報カードのように並べ替えが簡単です。

読み終わってからスライドを校正すると、その本の著者に代わってすぐに講義ができるスライドが揃っていますので、翌日には講義ができます。(そんなことはないか)

でも講義できるようなスライドとして意識して見ると、自分の為のメモに何が足りないかが分かります。そこを他の同じ分野の本を読んだり、ネットで調べたり、研修会を受講したりして、足りないと感じていたスライドを埋めたりします。
そうして自分のスライドが育ってくると、その分野は身に付いてきます。
また紙に手書きメモとは違って、ファイルの全文検索ができる事もメリットです。

この方法のポイントは、プレゼンアプリを清書でなくて、下書きに使うところです。


ただし、ノートコンピュータを持っていないこともあり、または持っていてもコンピュータを開くスペースがないことも多いものです。だから、最近はこのスライドの代わりに「ふせん」を使うことが多くなりました。その前提で以下の私の「ふせん」の使い方を読んでください。

●よく使っている「ふせん」の種類と、その理由

 文具としての「ふせん」が好きなので、かなりの種類を持っていますが、勉強で使用するのは75×50mmのものが基本です。
 本からキーワードを抜き出すためには5行程度は書くことができる広さが欲しいと考えています。上記のスライドの代わりですから。
そして、書き込んだ「ふせん」を、とりあえず本のページに貼っておくので、大きすぎる「ふせん」を使うと、1ページに数枚貼ると何が書いてあるページかわからなくなるという問題も発生します。
 この方法で様々なサイズを試して、この75×50mmサイズが自分としては最適になりました。
 色にはあまりこだわりません。(後述)

●数ある文具の中で「ふせん」ならではの利点

 「ふせん」の機能として、「好きなところに貼る」「はがす」が考えられますが、勉強する場面では、「移動できる」「ページ面積を増やす」なども重要な機能と考えています。
「ページ面積を増やす」とは、本の余白やノートに文字を書いてきてスペースがなくなったときに、「ふせん」を貼ってそれに書き込むことで、書き込む面積を増やすことができるという意味です。
 キーワード等を本に直接書き込む代わりに、本に貼った「ふせん」に書き込みます。
ひととおり読み終わり「ふせん」を加除してから、私の場合、それらの「ふせん」をそのまま本に貼っておかずに、別のノートに張り込みながら整理します。それをそのままコピーすると、勉強した書籍のサマリーになります。
必要なら「ふせん」と「ふせん」の間に別に調べた事項も書き込むことで、その分野のまとめ資料になります。

●「ふせん」の色やサイズに関して、使い分けのポイント

  「ふせん」のサイズは直接的に書き込む情報量に直結します。だから、用途に応じた丁度良いサイズは必ずあります。
私の勉強では、基本75×50mmの「ふせん」が丁度良い基本サイズです。
 もちろん、それ以外のサイズも使いますが、ノートに貼り込んだときにまとめやすいように、別サイズを使うときにも基本は横長75mmをベースにしています。つまり、基本サイズの75×50mmの半分(2〜3行書き込み)の75×25mmや、1、5倍(7〜8行書き込み)の75×75mmの「ふせん」を使います。
「ふせん」を別ノートに張り込んで、編集したり、ブレインストーミングしたりするのに、横サイズだけは合わせるようにしています。
 色も直感的情報として効果的ですから、抜き出すキーワードの種類によって色分けすることは意味が有ると思います。しかし、そのために使用する「ふせん」の種類が増えることで、勉強の自由度が下がる気がしています。
そこまで「ふせん」に意味を持たせると、出先で全色揃っていないと仕事にならなくなりますので、とりあえず私は色までは気にしないようにしています。
サイズの問題であれば、たまたま必要サイズの「ふせん」が切れても、問題は情報量ですから、とりあえず複数枚貼れば解決します。

●あらかじめ「ふせん」を使用する前に準備しておくと便利なこと

 とにかく「ふせん」に限らずに、なんらかの文具を仕事や勉強に使うと決めたら、絶対にその文具を切らしてはなりません。それがないと仕事や勉強ができなくなりますから。
 だから私は常に持ち歩いていますが、それ以外にも想定できるあらゆる場所に準備しています。
 たとえば、職場や自宅の机の引き出しの中やPCケースの壁などにはもちろん、ポケット、バッグ、ノ―卜の裏表紙などにも準備されています。

伊東屋の革製ふせんケース

75×50サイズ用のもの
気に入っていつも携帯しています。


書籍の裏表紙


 あたらしい本を読む前には、裏表紙や見返し等に「ふせん」を準備します。
これは六法ですので、文字を書き込むとすれば1〜2行程度なので、75×25mmのサイズがメインになります。
 ちなみに、私は長期間使う書籍にはタブのような見出しは使いません。そこからページが破れることがあるからです。
私は、この写真の小口のように、マーカーなどで色を塗ったり、小口に直接文字を書き込んだりしています。

PCケースに貼り込み

 「ふせん」を引き出しに入れると、いざというときに使えないことがあります。PCケースなど、あらゆるところに貼っておきます。

●読書やテキストの読み込みに「ふせん」を活用する場合の使い方

「ふせん」にキーワードや重要なセンテンスを書き込みながら本を読んで、その後「ふせん」を別ノートに貼り込みながら編集します。これが私の勉強法のキモになります。
 最後まで机で勉強できそうなときは、やはりプレゼンソフトに直接メモすることもあります。スライドを増やしたり、入れ替えたり簡単にできますから。





●ノートや手帳に「ふせん」を貼り付ける場合の使い方、貼り方や並べ方の工夫

勉強の際の「ふせん」は、いずれ別のノートに張り込む前提ですから、その書籍の該当ページに適当に貼っています。
 貼り替える先のノートは、書籍1冊あたりA4判1冊を使い切りにしています。
そのノートのページに、「ふせん」を少し離して貼ります。そこに様々な知識を書き加えるスペースを確保するためです。

●その他

 前述したように、すべての道具に言えることですが、その道具がなければ勉強(仕事)ができないと考えるなら、その必要な道具を絞ることです。何かがないだけで勉強(仕事)が進まないのは本末転倒ですから。
 そしてその道具を忘れないように常時携帯する工夫が必要です。
その必要とする道具が「ふせん」のように安いものなら、多数買ってあちこちに置きましょう。自分の勉強(仕事)の1時間ロスがいくらにつくのか考えれば、文具は本当に安いものです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

さて、取材の概略はこんな感じでした。
初めての書籍を読む際の私なりの方法を説明したつもりです。
それがどんな感じで「先輩の教え」としてまとめられたのか。
書籍をご覧ください(笑)











2016年6月16日木曜日

防災の一番の敵は、根拠のない安心感から生じる無関心

本日(6月16日)午後2時21分ごろ、北海道の内浦湾を震源とする地震があり、震度6弱の激しい揺れを北海道函館市川汲町で観測しました。
また、震度4の揺れを北海道の七飯町と鹿部町、青森県の大間町と風間浦村で、それぞれ観測しました。
このほか、北海道と青森県、岩手県、それに秋田県の各地で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。


マグニチュードは5.3、震源の深さは11キロとのこと。(以上NHKより)


今の時点(同日16時40分)では被害の概要がわかりませんが、とにかく気をつけてください。
東日本大震災の際にも熊本地震の際にも申し上げましたが、これで終わりではないかも知れません。むしろ、東日本でも熊本でも、後日発生した余震による被害も大きいものでした。
函館を中心にした今回の地震の地域は、しばらくの警戒を解かないようにお願いいたします。



東北でも熊本でも、私も含めて住民は、「街を壊滅させるような大きな地震は来ない」という根拠のない安心感に満ちていました。
熊本にも「大地震は起きない」という伝説がありました。
東日本大震災が発生したときは、東北で「想定外」という言葉が多く聞かれました。

私も、阪神淡路大震災など他所の地震に関する情報について視察もしたし、学術的な興味で勉強もしていましたたが、どこか現実感を伴ったものではなかったようです。

そんな私が、東日本大震災の際には、偶然にも支援を受ける側の窓口になりました。
その環境で様々な経験と勉強をいたしました。
それを期に、私は反省して、それ以来細かなニュアンスを全国に伝える役として動いています。

「『地震がまた来るかも知れない』と、鈴木はいつも縁起でもないことを言う」とおっしゃる方もいると思いますが、「地域や仲間や家族やそして自分を守りたかったら、災害に対する備えは科学的最悪の想定で良い」と思っています。

日本列島に住んでいる限り、地震の無いところはありません。
活断層も全国に到る所に有ります。
熊本も安全な地ではなかったのです。

「防災の一番の敵は、根拠のない安心感から生じる無関心」です。

函館をはじめとする今回の地震の地域の被害が少ないことをお祈りいたします。









2016年6月13日月曜日

「土地家屋調査士開業ガイダンスin福岡」詳細決定

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」について、少々問い合わせが来ていますので、ここで再度回答いたします。

既に開業している土地家屋調査士の方々の参加も歓迎します。

開業してここまで何とか業務をやってきたけれど、

そろそろ広いところに移ろうか・・・
補助者を雇おうか・・・
法人を作ろうか・・・
法人から独立しようか・・・

それぞれ「2度目の開業」に向かって悩んでいるかもしれませんね。

そういう方々にもお役に立てるはずです。
また、土地家屋調査士制度の将来性についても少しお話ししましょう。

ただし、参加される方は私と顔見知りだとしても、事前に参加表明だけはしてくださいね。
会場のキャパの問題もありますし、顔ぶれを考えて皆さんのニーズを把握してお話しすることも考えますので。

なお、その会場が決定しました。

会場の位置を公共座標だけで示して、受講者が会場までたどり着けるかも考えたけれども(笑)、誰もたどり着かないと寂しいので、以下のとおり再度詳細をお伝えします。


日時:平成28年6月26日(日) 午後1時〜4時頃(すべての質問に答え終わるまで)

場所:深見ビル 2階K会議室(HPには記載がありませんが、誤りではありません)
    福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号

参加料:無料
 (大丈夫です。本当に無料です。壷や教材を売ったりしません。笑)

参加対象者:
・受験者
 土地家屋調査士を目指そうと思ったけれど、この資格の先行きは大丈夫って迷っている方
・合格者
 土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
・土地家屋調査士登録者
 事務所開業しちゃって後悔している方
 これから新たに事務所を大きくしようと思っている方

問合せ及び参加希望連絡先
 鈴木修メールアドレス  mucha@rr.iij4u.or.jp

 メールで申し込んでください。
 差し支えない範囲で以下も記載ください。
 (あくまでも悩みを解決するために状況を把握したいだけです)
 (書いてくださった個人情報等は決して外部には出しません)

 ・お名前
 ・受験者、合格者、登録者(土地家屋調査士何年目)
 ・所属会もしくはご住所
 ・何に困っているか、何を聞きたいか、何に興味があるか


過去の質問から(参考)

・開業資金はどれくらい必要か
・土地家屋調査士法人に勤めたいが
・補助者として勤めたいが地元に募集がないが
・土地家屋調査士法人を辞めて独立したいが
・測量会社に勤めたまま登録して良いか
・土地家屋調査士の2代目だが登録の時期はどう考えるか
・開業しても仕事があるのか
・会社の頃の生活水準は維持できるか
・営業はどう考えれば良いか
・報酬はどう考えれば良いか
・他の資格を勉強しているが
・土地家屋調査士の業務と大震災の影響は
・実務経験がまったくないが
・全国の土地家屋調査士事務所の規模は
・土地家屋調査士資格の今後の展望は
・開業準備は何から始めれば良いか
                         etc.





2016年6月10日金曜日

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」開催決定!

昨日このブログで「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」の開催を相談いたしましたが、昨日の内に参加希望者からご連絡をいただきましたので、開催は決定します。

昨日のブログです。
土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡を開催しましょうか

いつも言ってるように、土地家屋調査士に限らず資格業というものは、リスクと楽しみが同居しています。
なにしろ、頼れる組織もなく、自分の力で生きていくことですから、リスクは当然有ります。
しかし、自分の力を正当に評価していただくことにより、ダイレクトに仕事が増えていく嬉しさも確実に有ります。

それらをどこまで受け容れて、行動するのか、人それぞれでしょう。

だから、無理には開業を勧めません。
でも、開業したいのなら資格業としてしっかりと生きて行く方法は説明します。

当然に努力は必要です。
それはスポーツと同じで、力が付けば報われる努力です。
決して不毛ではありません。

そこを説明します。

何故努力が必要か。
どの方向に努力すれば良いか。
努力するとして明日は何から始めれば良いか。

それらを聞いた上で、開業をするか、開業をやめるかの選択することは、その人にとってどちらも正解でしょう。

不正解は、情報も分析せずに頭の中でもやもやと考え、結局どちらの決断もできずに人生を送ることです。

このガイダンスは、私個人の何らかの利益のためにやっているのではありません。
むしろ会場費などは私の自腹です。

じゃあ、何故やっているのか。
せっかく私と同じ土地家屋調査士を志している人達が、つまらないネット情報で将来性を悩み、うじうじと人生の時間を無駄にしているのがもったいないと思うから、サポートしたいと思っているだけです。

すべての質問に答えます。
遠慮無くご参加ください。


ps)

問い合わせがあったのでお答えします。

現在開業して悩んでいる現役の方の参加も歓迎します。
おそらく現役の方の悩みは、開業前の皆さんの不安と同じものだと思いますので。

また前回の大阪のガイダンスでもありましたが、ご家族同伴で参加されても結構です。
人生の岐路の決断です。ご家族で話し合うことも大切ですので。













2016年6月9日木曜日

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin福岡」を開催しましょうか

今月熊本支援で九州入りいたします。
6月26日(日)は、その帰り道で福岡に入る予定です。

この日は少々時間が取れそうなので、悩んでいる方のお役に立てるなら福岡市内で「土地家屋調査士事務所開業ガイダンス」をしようかと考えました。

前回大分から大阪のガイダンスに参加申込みをされて、突然の大雪で参加できなくなった方もいらっしゃいましたし、何か九州地方の方々のお役に立ちたいと考えました。

ということで、先日の大阪でのガイダンスのように、参加希望者がいるのなら、以下のとおり開催いたします。ちなみに大阪での参加希望者は50人ありました。
(開業ガイダンスin大阪については以下のブログをご参照ください)

土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin大阪 開催決定!
開業ガイダンスin大阪の準備経過報告
土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin大阪について


話を聞いてみたい、以下のような悩みや質問をぶつけてみたい、とおっしゃる方がいたら、私まで直接メールを頂戴したいのです。
メールで参加希望のご連絡があれば開催します。
ご希望の人数によって会場を考えます。

大阪のガイダンスと違って、今回は開催まで時間がありません。
週明けには会場予約をしたいと思いますので、「今日の段階で参加を迷っている」も含めて、できるだけ早めにご連絡ください。

週明けまで誰からも連絡がなければ開催中止を決定します。
その場合は、博多ラーメンを食べて帰ります(笑)。



日時:平成28年6月26日(日) 午後1時頃〜4時頃(すべての質問が終わるまで)
    (これも希望者の都合を考慮して柔軟に考えます。)

場所:人数によって考えます。福岡市内です。

参加料:無料
    (大丈夫です。本当に無料です。壷や教材を売ったりしません。笑)

参加対象者:
・土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方

・土地家屋調査士を目指そうと思ったけれど、この資格の先行きは大丈夫って迷っている方

・事務所開業しちゃって後悔している方


問合せ及び参加希望連絡先

 鈴木修メールアドレス  mucha@rr.iij4u.or.jp


過去の質問から

・開業資金はどれくらい必要か
・土地家屋調査士法人に勤めたいが
・補助者として勤めたいが地元に募集がない
・土地家屋調査士法人を辞めて独立したいが
・測量会社に勤めたまま登録して良いか
・土地家屋調査士の2代目だが登録の時期はどう考えるか
・開業しても仕事があるのか
・会社の頃の生活水準は維持できるか
・営業はどう考えれば良いか
・報酬はどう考えれば良いか
・他の資格を勉強しているが
・土地家屋調査士の業務と大震災の影響は
・実務経験がまったくないが
・全国の土地家屋調査士事務所の規模は
・土地家屋調査士資格の今後の展望は
・開業準備は何から始めれば良いか
                         etc.



写真は「開業ガイダンスin大阪」のもの


2016年6月6日月曜日

システム手帳ふたたび

私の手帳遍歴は中学生時代の生徒手帳の改造から始まりました。
手帳は人生で一番触れる文具(当社比)ですから、長年かけて国内外の大抵の市販手帳は試しております。

一時大流行したシステム手帳も全サイズを使っておりますし、歴代の電子手帳も話題のものはたいてい使いました。近年のブームである綴じ手帳もかなりの種類を試しました。
おそらく使い倒したと言っても過言ではないと思っています。

自分のライフスタイルを手帳に合わせるのではなく、自分のライフスタイルを実現するために手帳があるのですから、手帳のフォーマットに違和感があった頃には、自作の手帳をメインにしていた時代もありました。

近年は、綴じ手帳とクラウドの併用を、私の手帳として活用していました。
具体的にはスケジュールなどは「GoogleCalendar」で、業務日誌やデータベースなどは「Evernote」で、雑記や貼り込みには「ほぼ日手帳カズン」で役割を分けていました。

そんな遍歴の後に、実は今年になってシステム手帳に回帰しております。


KNOX のシステム手帳「LUFT」
薄くて気に入っています



世間がシステム手帳というジャンル分けする前から、私は6穴手帳にハマっていました。
バインダー式でリフィルを入れ替えられるシステム手帳は、その一冊で様々なデータを整理できる魅力があります。

その反面、なんでも入れられるから、どんどん厚くなるという問題を抱えていました。
以前あんなにハマっていたシステム手帳から私が離れたのは、結局手帳が厚くなりすぎたからです。

当時からデータの一部をコンピュータに入れたかったのですが、当時はコンピュータも大きくて重くて、持ち歩くことは現実的ではありませんでした。だからすべてのデータを手帳のリフィルに書き込みました。
今はスマートフォンもあり、タブレットがあり、ノートコンピュータも持ち歩くことができます。
ですから当時のシステム手帳のデータベースの大半は、今はそれらの電子機器に任せることができます。

あとはどうしても紙の手帳でなければならない部分だけを扱えば良いので、手帳は薄くすることができるようになりました。

「紙の手帳は不要、俺はスマートフォンだけで十分」という人がいますね。
おそらくその人は、手帳をスケジュール等に限った役割としているのでしょう。私の手帳に対する要求とは違うのでしょうね。
私にとっては、紙の手帳でないとできないことがあると思っています。
特にクリエイティブな作業は基本的に紙だと思っています。

話を戻しましょう。
紙ベースの手帳で薄いだけなら、システム手帳でなければならない理由にはなりません。

先日も書きましたが、私の考える一番重要な理由は「システム手帳はページを外してスキャンすることがとても簡単だ」ということです。
スキャンして、それを私の使っているEvernoteに送って、一元管理するのです。
これに気が付いてからは、再びシステム手帳が手放せなくなりました。



2016年6月4日土曜日

金製の資格バッジ型アクセサリーについて

私達土地家屋調査士のバッジ(徽章)です。
法務省を表す五三桐に、測量調査の「測」の文字があります。


すみません。写真にこだわりがないと言っても、
マクロのピントくらいなんとかしなければなりませんね。

本来土地家屋調査士を表す一文字なら、「調」がふさわしいと思うのですが、調停委員のバッジと紛らわしくなるという理由でこの文字に決まったということらしいです。
ちなみに日本土地家屋調査士会連合会だけでなく、日本調停協会連合会も「日調連」と言います。


ちなみに調停委員のバッジってこれです。
矢車菊に「調」の文字です。


土地家屋調査士は、業務中にこのバッジを着用しなければなりません。
これは各会の会則に定められており、宮城会会則でも以下のように定められています。

(会員証等)
第 102 条 調査士会員は、その業務を行う場合には、会員証を携帯し、会員徽章を着用しなければならない。


各士業にはそれぞれバッジがあり、それを着用することにより、対面する方に自分がその資格者であることを示し、安心を与えるものです。

ですから、紛らわしいものがあってはならないのです。
新入会員も会長も同じバッジだから意味があるのです。
国民の皆さんの安心のためにあるものですから、自分たちの主義主張で曲げてはならないものです。


さて、土地家屋調査士のこのバッジとは別に、以前からアクセサリーとしての金製のバッジが出回っています。もちろん購入するチャンスは土地家屋調査士資格者だけの状態ではありますが。




この件に関して、歴代の業界の先輩の気持ちに水を差すこともありそうなので、公式ではコメントを控えてきましたが、久しぶりにまた話題になっているので、私の考えを書かせていただきます。

このバッジについては、連合会は「公式な徽章ではない」という見解で認めてきました。
以前は連合会総会に出店する業者によって、たとえば書籍販売のように、金製のバッジや金製のタイピンが売られていました。
連合会総会に出た人だけ購入することができるという仕組みです。
なんらかの特権階級のつもりだったのでしょうか、嬉しそうに買って帰る方も多かったようです。
この件、私が連合会に行く前から指摘していました。

また、褒章等をもらった人には慣例としてプラチナバッジが連合会から贈られています。
連合会の役員から「受章者のみに・・」という説明付きです。
これについても、長年違和感があることを申し上げてきましたが、お祝いの席で無粋なことも言いづらく、今でもこの慣習は続いています。

もちろん、長年業界を支えてくださった功績によって受章なされた人に対して、違和感を持っているわけではありません。いつも純粋にお祝いさせて戴いていますから、誤解なさらないでください。
普段着用できないこのバッジよりも何かもっと良い記念品はないかなと思ったりしてます。

私は資格を表象するバッジに種類があってはならないし、これがあくまでも「公式なバッジではない」「アクセサリーだ」「記念品だ」と言っても、やはり世間から見て誤解されるようなものは無い方が良いと思っています。

個人的には、金バッジによる区別なんて、別の業界のものと思っていますし。


アクセサリーなら「地識くん」の金製のものの方がよっぽどわかりやすいと思います。

・・・・欲しくないけど





「じゃあ、何故鈴木は上の写真の金製のバッジを持っているか?」って。
はい、私が若造の頃「特別のバッジが存在するのはおかしい」と主張していたら、連合会総会に行った先輩がお土産として買ってきてくれました。
私の主張が「ボクも欲しい」と誤解されたようです。(笑)
写真のために久しぶりに引っ張り出しました。