2015年10月26日月曜日

オペラ座の怪人 25周年記念講演inロンドン

「オペラ座の怪人」何度観たでしょうか。
大好きなんです、この作品。

もともとは、ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」です。
それが映画やミュージカルになりました。

過去9回の映画化がなされています。
他にもロック版や中国版があったようです。

私は昔、この作品のホラー色の強いバージョンを観て、とても嫌な思いをした記憶だけがあるのですが、今となっては何年版だったかも覚えていません。
その後、大人になってからミュージカルを観てから楽しめるようになりました。
ミュージカルは劇団四季で観ました。

映画では2004年版が一番新しいバージョンですね。
これは映画館でリアルタイムで観ました。
映画は舞台と違って制約が少ないので、また違った演出ができます。
シャンデリアの落ちるシーンなどは圧巻でした。
ミュージカルベースのこの作品も良かったです。


でも「オペラ座の怪人」と言えば、やはりこれが一番でしょう。



「オペラ座の怪人 25周年記念講演inロンドン」

舞台の公演を映画に撮ったものです。
舞台ならではの制約の中での演出と緊張感、
そして客席では望めない演者の表情の詳細、
これらがとても素晴らしいのです。

ファントムはラミン・カリムルー、クリスティーヌはシエラ・ボーゲス。
この二人の歌は最高です。

更に舞台挨拶の最後にはサプライズ・プレゼントがありました。
サラ・ブライトマンが各国の歴代のファントム役と歌うのです。
これは凄かった。

何度観ても聴いても感動します。
ここ3年程、このDVDを観続けています。
更に最近iTunesでもダウンロードして事務所の残業の友になっています。
BGMのように歌を聴きながら図面を描くことが多くなりました。

ミュージカルが生理的にダメでなければ、このバージョンを一度観て聴いて欲しいです。
あらすじの解説は不要でしょう。
誰でも聴いたことのあるドラマチックな曲を聴き、この作品が気に入ったなら、それから物語を調べ始めても良いと思います。