2014年10月20日月曜日

CamiApp S コクヨ デジタルノート ファーストインプレッション

私の周りのデータの大半はEvernoteに送っています。
コンピュータで作成した電子ファイルは当然として、紙で受け取ったものはスキャンして送信していました。

問題は自分で書いた手書きの書類です。
どうしても全体としてものを考えるとか創り出すとかいうクリエイティブな場面ではキーボードよりも手書きが向いていると思います。
また急いでいるちょっとしたメモはやはり紙に書きます。

それらをEvernoteに送るときにはスキャンしても良いでしょう。でも、できれば手書きをテキスト化したいのです。
また一方、外で書いてスキャナーが無い場面では帰ってからスキャンするのも億劫です。そこで今まで手書きを電子化するグッズはたくさん開発されましたし、私はほぼ全部買って試してきました。

たとえば、iPadと各種スタイラスは一つの選択肢でした。
iPadとスタイラスの組み合わせは先日まで使っていました。iPadは常に持ち歩いているからです。最近の1万円程度の高級スタイラスはかなり先端が細くなって使えるようになってきましたが、それでも詳細のニュアンスは、100円で数本買えるボールペンにすら敵いません。

air penも試しました。かなり良いのですが、大きくて結局最近使っていません。

スマートフォンで撮影して送信するショットノート等があります。これも使ってみて悪くないのですが、結局撮影をして送る手間をかけてのOCRなら、特にこの製品を使わなくても良いかなとも思います。

そこで買ったのがコクヨのデジタルノートCamiApp Sです。

この枠の部分が CamiApp Sです。
中のノートは別売りですが、まあ普通の値段ですから気になりません。


この製品とスマートフォンとをブルートゥースで繋いでおいて、専用ペンで紙に書き、最後に右下のマークにチェックを入れるとPDF画像として送ります。
そしてその際にOCRをかけて手書き文字をテキスト化してくれます。

やってみましょう。
以下が私の走り書きです。(丁寧に書いてもこの程度ですが)



これをiPhoneに送った画面が以下の画面になります。























この画面の上部がこのノート全体の画像です。
下部に「コメント」という部分がありますね。
このコメントに手書きをOCRしたテキストが書き込まれています。
たとえばこの手書きならこんなものです。

KOKUYOCamiAPPS
いいね!これ
使い始めてく0日
iliadにスタイラZより
自然
との悪筆をテキストに起こくてくれる
もちろんpertecthテキスト化は望んでいません。
検業ん31っかかれば良いだチ
手書きよ4キーボ・ビの方が早いけれど
場面でMacを出せないことも多いし、
専用ペンがカッコ良くないし
リフィルが
納まり
ガタガタするので、文具好きの私とくては
ちょっと微妙だけど
されだけすばらしいグッズ開発に
敬意を表して許容範囲と思う
今までの製品だと写真撮って送ったのですが
研修会受媾等n場面ではミャッター音は
立てられな、-し


走り書きしたのに、思った以上にテキスト化されています。
ちゃんと楷書で丁寧に書いたら、まだまだ精度が増すでしょう。
もちろん図面混在のメモなどに威力を発揮します。

これ使えます。
使い始めて半月になります。
久しぶりに、ドヤ顔できる文具を手に入れました。

もっと説明したいので、次回に続きます。