2014年1月15日水曜日

きれいに切れるアルミ定規

私はペンケースに三角スケールを、手帳に定規を入れて持ち歩いています。三角スケールは図面を読むときに使いますが、三角スケールでは線を引きません。
手帳内のちょっとした線引き等にこの定規をよく使います。
最近その手帳の定規のポジションには、クツワのアルミ定規を入れてます。
15cmの長さのアルミ製のものです。色は最近お気に入りの赤系統色のピンクです。

定規の目盛りが端からマージン無く、ゼロで始まっているので、使いやすいですね。
線引きにはもちろんですが、実はこの定規には一芸があります。紙がきれいに切れる機能があるのです。
皆さんもやったことがあるでしょう。ハサミを使わずに定規を当てて、紙を持ち上げて、紙を切ることを。その方法で、なるべくきれいに切ることを追求した定規です。

たわみがないアルミを採用し、定規の切る辺は45度の角度を付けて紙を折り返しやすくしています。また紙を切るために最適な引っ張る方向を示す方向線(写真のCutting guide)が、定規に予め印刷されています。


その切りたい紙に定規を載せて、Cutting guideに引っ張る方向を合わせて紙を引きます。


すると、普通の定規で切るよりも、ずっときれいに切れます。


えっ、ただそれだけかって?

そう、それだけです。
切れた跡はハサミには敵いません。
これ以上きれいに切るためには、定規の端を刃にすれば良いだけです。
それでは危険すぎて、定規とは言わずナイフになります。
安全を考えながら、その制約の中で、定規界のセンターを目指しただけですね。

おそらく「鈴木はペンケースの中にpen型のハサミを常備しているから、この定規は不要でしょ」というご意見もあるでしょうね。
結局文具ヲタクは、うんちくが語れるものを持っているだけで幸せなんです。