2013年9月6日金曜日

タイムストッパーを知っていますか

スーパージェッター、大好きなテレビドラマでした。
ジェッターは、30世紀の未来から来たタイムパトロール隊員です。
悪者ジャガーをタイムマシン(流星号)で時空間追跡中に衝突してしまい、20世紀に落ちてしまいました。その際に流星号の時空航行機能が故障してしまい、30世紀に戻ることができなくなったジェッターは、20世紀の世界で国際科学捜査局に協力することになります。

私はマッハ15で空を飛ぶ流星号も大好きでしたが、やはりタイムストッパーに憧れていました。あのスーパージェッターが腕に装着していた時計型のスーパーギアです。
(ちなみに私の大学生時代に買った初めての車を流星号と名付けていました)

タイムストッパーは流星号を呼び出すための通信機能を持っていました。竜頭部分がアンテナになっていて、それを引っ張り出して、話しかけます。
音声を電波を飛ばし、流星号の電子脳がジェッターの言葉を音声認識で命令コマンドに置き換えるのです。憧れです。何しろ携帯電話が身近になるなんて誰も考えてもいない時代ですから。
この竜頭を引っ張っていかにも通信しているぞ感が、とてもカッケーものでした。
タイムストッパーの一番の機能は自分以外の世界の時間を30秒間止めるというもの。水戸黄門の印籠のように、ここ一番に使う機能です。

当時タイムストッパーがマルミヤのふりかけの景品になりました。
私は当然母親にふりかけをせがんで、応募して当たったときの興奮は今でも覚えています。
学校から帰ったのに、左腕に付けてまた小学校に戻って、竜頭を引っ張り「流星号、応答せよ、流星号」と呼びかけたものでした。

私も大人になって、時計は機械式に限ると言いながらも、実は心の底ではタイムストッパーが欲しいと今でも思っていたのです。

さて、9月4日にサムスンがGALAXY Gearを発表しました。
そして時を同じくしてクアルコムがQualcomm Toqを発表しました。
それらはスマートウォッチというジャンルです。
どちらも時計と言うより、時計型の情報端末ですね。
両者には若干機能が違うようですが、モバイル端末との連携ができ、電話の着信やメッセージ、スケジュール通知や音楽プレイヤー等々、前者はカメラ、歩数計まで付いているようですし、時計に話しかけて連携しているモバイル端末の情報を表示させることができるとのこと。

そうです。時計に話しかけるんですよ。
タイムストッパーぽいですね。
これは私のために開発してくれたのでしょう。
会長をやっている場合では無くなってきました。

即買いでしょうか。
いやいや、まだまだタイムストッパーほど格好良くないのです。
腕時計もタイムストッパーも格好良くなければなりません。
スペックだけではない、ここがウエラブル端末の難しいところでしょうね。

ということで、やはりアップルの出番を待つべきでしょうね。
開発中と言われているiWatchならもっと美しいスタイルになるでしょう。
そしてアップルならどんな機能があるのでしょうね。
願わくは時間を止める機能を付けて欲しいです。10秒で良いですから。