2013年1月6日日曜日

正論も覚悟が無ければ愚痴

昨年末に衆議院選挙も終わり、新しい年になりました。
今年は、日本が希望溢れる国に戻る切っ掛けの年になることを、祈念したいと思います。

我々専門家の世界も日本の制度の中で生きていますから、政治や社会経済の動向と無関係ではありません。日本は護送船方式の時代はとうに過ぎていますから、政治や社会にまったく無関心では生きていけない時代になりました。
経済政策やTPP対応などによっては、資格制度全体を揺るがす様々な影響が懸念されます。
また私たち東日本大震災の被災地では、政治や行政の動向次第で、復興が左右される事を嫌という程知りました。またそれらの動向によっては、我々土地家屋調査士の知見すら被災者の為に生かすことができないこともあります。

さて振り返ってみて、我が土地家屋調査士の世界にも今年は役員改選があります。全国の支部も単位会も連合会も役員が変わります。
ここも適当に選ぶわけにはいかない時代になりました。世の中は変わりました。何もしなくても日本国が守ってくれる時代ではありません。

居酒屋やネットで愚痴を言い続けている土地家屋調査士の皆さん、そろそろ眼を覚ましてください。
居酒屋で何か変わりましたか。それを長年サラリーマンの頃にやっていたんでしょ。
思い出してください。居酒屋で会社や上司に対する愚痴を言って何も変わらないから、自分で切り開くことができる世界に入ったのではないですか。

意見は外で言わないと、意見にはなりません。
正論も覚悟が無いと、愚痴にしかなりません。

どんなに皆さんが居酒屋やネットで正論を吐いても変わらないのですから、そろそろ動くべきでしょう。自分で矢面に立つ覚悟が無くて、誰かに「やれ」と言っているだけなら、結局何も変わりませんよ。誰かに人生を託すなら、サラリーマンに戻った方が良いですね。今よりは安定しているでしょうし。

納得していないなら、本気で変えましょう。
納得しているなら、本気で応援して加速させましょう。

新しい歳を迎えたのです。
皆で動いて、被災地も、土地家屋調査士の世界も、日本の国も、皆でやりがいのある世界を創りましょう。

本年もよろしくお願い致します。