2012年3月22日木曜日

重機免許取得プロジェクト


各地で開催されるシンポジウムでも、このブログでも、何かと機会ある度に紹介している西條剛央氏が始めた「踏ん張ろう東日本支援プロジェクト」ですが、今「重機免許取得プロジェクト」の第3弾が始まっています。

このプロジェクトのすばらしさは、物や金を送るのでは無く、東日本大震災の被災者に、就職の機会を渡し、生活と生き甲斐までも渡すことができる企画です。
詳細は下記のとおりです。
できる範囲で協力しませんか。金額はいくらでも良いと思います。

またこの踏ん張ろう東日本支援プロジェクトのホームページのトップページの「プロジェクト一覧」を見てください。支援はアイディア次第であることと、ものを送るだけで無いことが良く分かります。

普段お世話になっていた地域住民の方達が困っています。
現場を見ている私たち土地家屋調査士だからこそ浮かぶ新しい支援アイディアもあるかも知れません。

金があれば募金を、力があればボランティアを、どちらも無ければ知恵と工夫をしてみましょう。


「重機免許取得プロジェクトとは」


重機免許を取得し、がれき撤去、街や生活基盤の再開発などの復興事業を通じて発生するであろう雇用拡大から、安定的な収入を得て頂くための取り組みとして、西條剛央代表らが、2011年5月に立ち上げました。


重機免許は、数万円という安価な費用で、かつ数日間で取得が可能なうえ、実務経験が無い方にも就職可能な仕事もあり、効率的な被災者の生活支援が期待できます。


生活費としての3万円はすぐになくなってしまいますが、3万円で重機免許を取得して、今後被災地で必ず生じる建築事業に携わることができれば、年収300万円を稼ぐことも可能になります。
人は義援金や失業保険をもらうだけで、本当に生き甲斐をもって生きることはできません。自分の手で一生懸命働き、自分の大切な家族においしいものを食べさせてあげたい、たまには好きなものも買ってあげたい、子どもたちにが生きたいように生きたいという思いを実現するために、望む進路に進学させてあげたいというのは、すべての親の共通の願いのはずです。


本プロジェクトは、被災地の復興に直接貢献しつつ、被災者が自立して新たな生活のスタートを切るための“力”を与えることにもなります。また被災された地元の教習センターにて開催するため、取得のための支援そのものが被災地の地域経済の活性化につながるという何重もの意義がある画期的なプロジェクトなのです。


今後も支援金が集まり次第、第四弾、第五弾を開催することができます。被災された方々の仕事につなげられるよう、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。