2012年2月15日水曜日

フリクションボール3

インク色がハッキリ出て、しかも消そうと思えば綺麗に消えるペン、フリクションボール」はもう手放せないペンの一つになりました。
最初の衝撃的デビューから時も経ち、今や世界中を席巻しているとのこと。

私は特に予定表の記載には無くてはならない存在です。
私の場合、何かと予定が動くのです。

今までは鉛筆か、付箋で対応していました。
鉛筆で書いた予定は確かに消すことができるのですが、鉛筆の芯で周りが汚れることがあります。
また、筆圧が強いと芯の色は消ゴムで消えても、跡が残ります。

付箋に予定を書いて、手帳に貼り付けることも結構やっておりました。
これは予定が移動する際に張り替えれば良いので、重宝しておりました。
ただ欠点として張り替えやすいので、簡単に予定を移動したくなることです。
やはり予定の基本は、意味が有ってそこに入れた予定なのだから、できるだけその時点で消化することだと思います。

フリクションで書くと、しっかりとしたインク色なので、付箋に比べて、動かそうかなと言う気持ちに少しの歯止めになります。

最近動かせない予定は水性ボールペンで、もしかしたら動くかも・・という予定はフリクションノックで、書き込みます。

また私は、予定も記録も、その種類毎に色を変えて書いています。
ですから、私のノートは女子中学生のノート並みのカラフルさです。
そこでフリクションボールを各色持ち歩いているわけです。
消えないペンとしてのCOLETO Lumioも常時2本持っているし、ペンケースに入りきらなくなってきました。

そんな状況もあったので、フリクションノックの他色ペンが出ないかずっと待っていましたところ、先日やっと発売になりました。

下の写真の一番左です。3色ボールペンです。
右の単色と比べると太軸ですね。
またその間にあるのが替え芯です。構造上仕方ないことですが、従前のリフィルと比べてみるとかなり短い芯です。
もともとフリクションシリーズはインクの持ちが良くないのですが、これは結構インク交換が早いかも知れないと思いました。


まあ、若干の不経済なところは我慢しますが、それより、このデザインがどうにかならないのかと思います。
私は本来美しいペン以外は持ちたくないのですが、この機能性で仕方なく持っているのです。
最近はやりの厚いものにも挟めるクリップを持っていることは加点ですが、全体のデザインがチープすぎます。
といいながら、この3色ペンは常時携帯になりそうです。

パイロットはそういう面倒な人のために、ビジネスシーンでも取り出せるフリクションとして、フリクションビズシリーズを出しています。
しかし、あれでも私は、デザインとしてイマイチと思っちゃうのです。
あの消すための専用ラバーの存在がデザインを行き詰まらせるとは思えません。
パイロットのデザイナーは本当にあのデザインが好きなのでしょうか。

実際に気に入ったペンにフリクションのインクリフィルを入れていたこともありましたが、消すための専用ラバーが無いので、若干意味が無いことになっていました。

万年筆愛好者をもうならせる質感の良い軸があったら、高くても買うんですけれどねえ。