2011年5月18日水曜日

ブログ体質

昔、作文の時間が大嫌いでした。
夏休みの宿題で作文や論文が出ると、ひと夏憂鬱でした。
その私がブログを書き始めて、しかもこれだけ続くとは、自分でも信じられません。

このブログの設定では、制限字数は特に決まっていません。
しかし、それなりの必要十分な長さが有ると思っています。
ですから書くネタが多いけれど、私の更新が遅い場合は、疲れ切っているときか、この字数に入らない内容で困っているときでしょう。
実はこの理由で時機を失い始めているネタがたくさん有るのです。

ブログを始めて1年と8か月くらいでしょうか。
ほぼ毎日書いていますので、このブログの文字数に慣れてきました。
つまり、物事をまとめるのに、この文字数でまとめる頭の構造になってきています。
ブログ体質とでも言いましょうか。

これが結構問題です。

私何かと文章やメッセージを書くことが有ります。
最近感じることは、「ブログの長さ以外の字数設定では、書きたいことを表現するのが難しいな。」ということです。

私のメールや手紙は、事務的なものを除いて、ほぼブログの長さに近い文字数になっていることに気が付きました。面白いものです。

会長として様々なセレモニーにお招きいただいてご挨拶する内容は、ブログの数倍の長さになります。これは結構難しいです。
そこで、言いたいこと以上に肉づけをします。
「まあセレモニーの祝辞等はそういうものだから、若干内容の無い定型句のような部分も必要であろう。」と割り切ります。

ツイッターは、先日までサッカー関係をROMだけしていましたが、最近友人の強い勧めも有り、書くことも徐々に始めました。
でもブログ体質の私には、あれは書きにくいです。140文字の表現は難しいですね。
もともと「つぶやくだけ」「他愛もない挨拶をしているだけ」のモノなので、そんなことを考える者は場違いなんでしょうけれどね。
でも、他愛もない挨拶だけなら、私にはツイッターは不要です。
別の手段で十分です。
何か書くならメッセージを書きたいと考えてしまいます。

私は以前から、本も書いています。

以前から継続して書いている「Q&A形式」の書籍は、私に取って書き易いです。どんどん原稿が進みます。
「何故なんだろう」と考えてみました。
厚い本でも実際はQ&Aという小問の集合体です。おそらく、その小問の長さと、起承転結がブログ体質の私に合うのでしょう。

他の「単行本」も現在進行中です。
これについては実質制限字数無しで書いています。
この字数制限無しは、私にとって以前より書きにくくなっています。
単純な起承転結のシングル構造で書いているものを、じっくりと読ませる複層する構造に書き込むことが、とても下手になってきたことに気が付きました。

また、先日ある雑誌に投稿の依頼を戴きました。
6000字強の文章を書きましたが、これにも困りました。5~7ページ前後の文章って一番書きやすかったはずなのに、意外と書けませんでした。
まあ、今回は反則技を使って文章をまとめましたが。(後日お知らせします)

という訳で、少しブログ体質を改善しなければなりません。
長い文章と短い文章もトレーニングしておかないと、何も書けなくなると感じました。

「他の体質改善もしなさい」と、どこかから聞こえてきそうですが。