2011年4月7日木曜日

支援の来ない避難所

今回の大震災によって家を失った人は大変な数に上ります。

その多くは津波により家を流された方々ですが、実は仙台市内でも、地震により古い家屋が住めない状態になったものも多いのです。
私の知人でも3箇所、危険建物に指定され、避難所にいる人もいます。

避難所については、一度この地図と統計を見てください。

避難所情報 http://shelter-info.appspot.com/maps

ものすごい数ですね。

指定避難所とそうでない避難所があります。
まだまだ私たちが把握できない避難所があるようです。

本日、矢本の方の指定されていない自主的な避難所の話を聞きました。
そこでは、まだまだ物資が不足しているようです。
もともと避難所に指定されていないので、公に知られてなく、物資の支援も乏しかったようです。
未だに水も食料も無いようです。
やっとガソリンが出回り始めていますので、動けるようになりましたが、その周辺では食べ物を買うのに、まだ並んでいるとのことでした。

「だったら、指定避難所に行けば良かったじゃないか」と言わないでください。
行けなかったから、困っているのです。

その話をお聞きしましたので、先週末、日調連から届けられた物資を本日お渡ししました。

まだまだ宮城県内も困っている方が多いようです。

宮城県内の既に動くことができる会員の皆さん、周囲にこのような方々がいたら、皆で助けましょう。
今動くことができる人たちは、多かれ少なかれ、他の人の支援を受けているはずですから。