2011年2月17日木曜日

ペリカン スーベレーンM300



私は昔から小さなモノに惹かれます。

おそらく以前から書いているように、「大きくなったら探偵になる。」と思っていたからだと思います。
スパイグッズ、探偵グッズに代表されるような「ミニチュアだけど本格的」というものは、かなり好きです。
ですから、昔から憧れのカメラは「ミノックス」です。

万年筆にも本格派のミニが有ります。
私が何かと持ち歩いているのは、写真左の「ペリカン スーベレーンM300」です。
スーベレーンシリーズで一番小さなペンです。
コイツは、私の万年筆の中でも、稼働率が高いです。

写真右の赤い万年筆が先日紹介した「ラミー サファリ」です。
M300の小ささが分かるでしょうか。

キャップを軸に挿して筆記できる状態にしても、長さが129mm、ペン軸の太さが9.9mmです。
でもペリカンの伝統的彫刻のある綺麗なペン先です。
またインクの補充方式が本格的な吸入式です。



ペリカンの書き味は柔らかで、万年筆らしくて私は好きです。
スーベレーンシリーズの中でもM300は、ペン先が小さい分、柔らかく調整されているようです。
私は、このM300には、いつもオーソドックスなブルーブラックのインクを入れてます。

ちなみに緊迫した場面でスパイや探偵は万年筆は使わないでしょうね。
素早く書くには、万年筆はあまりにも面倒ですから。

もっとも映画では、インクの代わりに毒液が仕込んであるとか、弾丸が飛び出すとかの万年筆を持ったシーンを観たことが有りましたが。

いいなあ、そんなの欲しいな。