2011年2月28日月曜日

☆学んだら動く

ここのところ、若い土地家屋調査士のための講師が続いています。
何の為に頑張っているのかは、昨年12月14日のブログ「危機感と行動」でも書きました。

30年後もこの業界にいる、若しくは、この業界にいなければならない人たちだからこそ、本気で未来を語れるはずです。また語らなければなりません。
私は30年後にこの業界にはいないはずです。もちろん私は今日も、土地家屋調査士の為に頑張っています。でも自分がいないはずの未来を、どこまで実感を込めて語れるのか、自分でも不安です。
ですから、何時の世も、若い方が本気で頑張らなければなりません。

実際に若い方々と一緒に勉強をしていると、いろいろ考えてしまいます。
最近は、いわゆる「良い子」が多いですね。
勉強も好きで、人の言うことも一生懸命聞いています。
でも動きません。

新しい勉強をして、新しい考え方を得て喜んで、また次の勉強に向かうのです。
知的好奇心等は満たされるし、楽しいですね。
私自身その気持はよく分かります。
でも私たちはプロの専門家です。
私たちの研修は、カルチャースクールではないので、学んだら動かなければなりません。

「えっ、私たちの「勉強も嫌い」世代よりは良い。」ですって?
いえいえ、なにもしないなら、結論は同じです。