2011年1月13日木曜日

Evernote

各種クラウドサービスの中で「エバー・ノートEvernote」というサービスがあります。
私には手放せないものになっています。

私は以前も書きましたが、世の中にクラウドという言葉がない頃からこの手のサービスを利用していました。事務所と自宅、その他に主張先でも同じデータを利用したいので、時代時代で世に出ている大抵のサービスやグッズを使ってきました。

グッズであれば、古くはコンピュータの持ち歩きから始めました。7kg程度のラップトップコンピュータを無理して持ち歩いたこともあります。実際はその他に資料も持ち歩くのですから大変でした。
その後に持ち歩けるハードディスクを買いました。USBメモリが出たときはすべて解決したような嬉しさがありました。一番最初のUSBメモリは4MBのものを数千円で買いました。

クラウドで一番安定して使っていたのが、ジャストシステムの「インターネットディスクinternet disk」で、今も利用しています。これはコンピュータの中にインターネットディスクというフォルダを作って、そのフォルダにファイルを保存しておけば、勝手に同期してくれます。複数のコンピュータにインターネットディスクを作っておくと、データを持ち歩かなくても良くなります。

それと平行してここ1年近く使っているのが、「エバー・ノートEvernote」です。これには、その機能の違いで無料と有料のサービスがあります。
インターネットディスクと同じように、Evernoteにデータを保存すれば、どのコンピュータでも同期します。その他にも、Evernoteには、コンピュータ以外のiPhoneやandroidなどでも専用アプリがあることで、様々な端末でファイルの閲覧が容易にできます。その扱えるファイルの種類は多く、音声でも画像でも問題なく扱います。ファイルの登録も各種ツールからも直接登録できるので便利です。
なかでも一番重宝しているのは、それらのファイルの検索が容易で早いところです。色々な検索方法もあります。全国どこに出張していても必要なファイルにアクセスできるメリットは計り知れません。

このEvernoteには有料サービスも有り、有料に移行すると扱える容量もファイル形式も飛躍的に増えますので、無料で気に入った時点で有料に移行しても損はしないと思います。
最近日本語に対応し、容量も増えたのでますます使い易くなりました。

ちなみにこの種の無料サービスで一番怖いのは、無料なので何時サービスを止められても文句が言いづらいことです。有料サービスがあることはむしろ安心と考えるべきです。

Evernoteについては書きたいことはたくさん有ります。研修会を2〜3回程度開ける程度のネタを持っています。それだけ便利なツールです。このブログ記事に反響が有れば、Evernoteについてもう少し書きます。

さて、Evernoteにメモを放り込めば、もうそのメモは忘れて良いのです。後で検索すれば良いのですから。私は後で検索しそうなデータはどんどん放り込んでいます。
その副作用として最近記憶に自信がなくなっています。
あっ、これはEvernoteのせいじゃ無いですか。

最近の私の謳い文句です。
「宵越しの記憶は持たねぇ」