2010年9月28日火曜日

大きな「ねぷた」は後から出る

本日は秋田のホテルからブログを書いています。
昨日(27日)は秋田会のADRセンター設立の記念式典がありました。
その設立の記念講演と祝賀会に出席する為に秋田に来ていました。
秋田のADRセンターの名前は「秋田境界ADR相談室」と言います。
「相談室」という名前も良いなと思いました。
これで東北は6県全て揃いました。

この東北で最後に出来たADRについて「遅かった」ということをネタに挨拶が続きました。
もちろんジョークとしてですが。
その中で青森の小林名誉会長から「大きな『ねぷた』は後から出る」という表現の挨拶が有りました。
青森のねぶた祭、弘前ではねぷた祭ですね。その祭でねぷたが次々と出てくるのですが、最初は小さなねぷたが出て、大きなねぷたは後から出るということだそうです。
そういう言い方が有るのですね。良い言葉です。

私は全国のADRセンターについて「あまり取扱い件数を意識しないで良い」という考え方をしています。
「近くにADRセンターが出来たら嬉しいでしょ。」と言ってます。
実際、境界のトラブルが有ったときに、いつでも相談できるADRセンターが地元に出来たら安心でしょう。
今トラブルのない人にとっても、何か有ったときの選択肢が有るのですから、絶対良い事です。

これは健康な方々が住んでいる地域に病院が出来たことと同じだと考えています。
何か有ったときに駆け込む病院が有りながら、その病院が暇なことが本当は理想的なのですから。

さて、今から東北ブロックの理事会です。
遅刻しないように行って来ます。