2010年4月26日月曜日

境界線上の桜

仙台は桜が満開です。
寒い日が続いたりして、桜も満開のタイミングを少し迷ったらしく、例年よりちょっと遅いようです。
榴岡公園全体が、桜色に染まっていました。

本日は土地境界の立会をしてきました。
本日の現場では、境界からの越境物が問題となっていて、「このフェンスは引っ込めなければならないのか?」とか「側溝はどこに作るのか?」とか、「予算がないから少し待ってくれ。」等々の話題が出ました。

そういう話をしながら、地権者達と境界線沿いを歩いて行ったら、その線上に大きな桜の木がありました。
ちょうど桜が見事に満開でした。
どちらとも無く「この桜は・・・伐れないな。」「残すか。」という話が出ました。
そして桜を残して、構造物をその周りに廻して設置することになりました。

「花の無い冬の季節だったら答えは違っただろうか・・・?」などと考えながら、「日本人ってやっぱり良いな。」と思いました。