2010年4月18日日曜日

☆君子三日会わずんばまさに刮目して待て

君子三日会わずんばまさに刮目して待て

私の好きな言葉です。
三国時代の呉の孫権に仕えた名将呂蒙の言葉ですね。
出典は「三国志・呉書・呂蒙伝」です。

粛拊蒙背曰、「吾謂大弟但有武略耳。至於今者、學識英博、非復呉下阿蒙。」蒙曰「士別三日、即更刮目相待。

魯粛が呂蒙の背中を叩いて言った。「私は君が、ただ武勇だけの人だと思っていたが、今では学識も豊かになり、昔の「呉下の阿蒙」とは見違えるようだ。」それに呂蒙が応えて言った。「士たる者は、別れて三日もすれば大いに成長しているものであって、次に会う時には目をこすって迎えねばなりません。」

これは相手が3日もすれば成長しているのだからと甘く見ないように戒める意味ですが、最近は戒める相手が変わって来たかもしれません。

本当に戒めるべきは、頑張れば短い期間でも成長できるのに、いつまでも動かない人です。
相手が刮目すべきと思う人になりたいと思いませんか。

「今は動くべき時ではない。」
「まず何事もしっかり調べて確認して納得してから動くべき。」
「もう少し世が治まってからの方が、効率よいから・・・。」etc.
動かない言い訳はいくらでもできます。
でも、結局その人はいつも動かないのです。

今日の私は既に昨日の私ではなく、明日の私は今日の私が知らない私に成っているかもしれません。
今日から動いて「未だ見ぬ自分」を発見してみませんか。