2010年1月27日水曜日

第5回特別研修協力員会同

今年も第5回土地家屋調査士特別研修が開催されます。
この特別研修は10月13日のブログでもお知らせしたものです。
本日(1/27)はその準備の為に、東北ブロックの各会のADR特別研修のお世話役の皆さんが、仙台に集まって詳細な打合せをしました。

特別研修については全国の皆さんの中でいろいろな意見が有ります。
「年度末忙しいときに、この研修と考査を受講して認定を取ってもそれが何になるの?」というご意見が有ります。確かに答えにくい質問かも知れません。

これは制度に関わることなので宮城会だけで判断できることでは有りませんので、私個人の意見を書かせていただきます。
このADR代理権とは、司法制度改革の中で土地家屋調査士がほんの僅かでも勝ち取った位置です。今すぐに実効が有るわけではないけれど、これは我々が目指すべきその先を睨んだ一歩だと理解しています。
そう思うので、この分野でも皆で実績を積むことが次の一歩に繋がるのだと思っています。
では、どこまでやれば次のステージに行けるのか?そんなことを日調連が具体的に約束はできないでしょう。でも本当は、夢になっても良いから、堂々と日調連に説明して欲しいんですけどね。

とにかく、今のまま減少していく登記事件の数を数えて滅入っていても、何も解決しないでしょ。これから広がる未来の一つだと思ってチャレンジしたいと思いませんか。