2010年1月4日月曜日

新年のご挨拶は虚礼か?

本日は土地家屋調査士会の仕事始めでした。
また、正副会長と総務部長5名でお世話になっている関係各所・各団体への年始のご挨拶まわりを致しました。

毎年、年始まわりは虚礼ではないか、忙しい役員がわざわざ時間を取る必要が本当にあるのか、という議論があります。実は、私も昔から疑問でした。

でも実際、会長に就任してみて、先輩達が築いてきた関係各所との関係とその交流についての長い歴史をあらためて考えると、簡単に省略して良い問題ではないことだと感じました。
挨拶をしなくても友好関係に変わりは無いのでしょうが、半日のご挨拶まわりでもっと良くなるのなら、積極的に挨拶回りをしましょうと今年も動きました。

ただし、例年相談役の皆さんにも動員をお願いして20人以上でお伺いする事だけは、やめました。
訪問先によってはお困りのようでしたし、お忙しい相談役の皆さんにも申し訳ないことでしたので。

年始回りは日本の良い文化なのでしょう。
「昨年中はお世話になりました。本年も宜しくお願い致します。」
感謝を込めたご挨拶。
やはり必要ですね。

個人的な年賀状にも同じことを感じています。
私には、年に一度の年賀状だけのお付き合いの方々もたくさんいます。
その中には30年以上も会っていない方々もいます。
でも年賀状のお陰で、間違いなく関係が続いています。
ご縁があってお付き合いした方々、もしかしたら一生会えない方々かも知れません。
でも年に一度の年賀状を見ながら、これは虚礼ではないと実感しています。